Aさん

PayPayフリマに実際に偽物の出品はあるの?

鑑定士

僕がPayPayフリマで怪しい商品が出品されているかどうか検証してみます!

PayPayフリマにヴィトンの偽物はあるのか?

鑑定士

「ヴィトン バッグ」で検索して出てきた商品の中から検証をしてみます。

ケース1 モノグラムのショルダーバッグ


M44813 ミュルティ ポシェット アクセソワール に見えますが、細かい点で怪しい部分があります。

鑑定士

写真を見ながら説明します。

バッグのコバと金具のメッキ


上の写真を見てみると、写真の右下のベージュの革の周りの部分が赤くなっています。これはコバといってヌメ革(ベージュの革)に施される加工で、もちろん本物にもあるのですが、正規品のコバの色はもっと落ち着いた茶に近い色となっています。

また、この写真のように、ベージュの部分にはみ出すことは基本的にありません。

よく見ると、このヌメ革の部分の縫製(糸の縫い方)も乱雑に見えます。

コバ以外では、写真の真ん中にファスナーの金具がありますが、よく見ると縦に線が入っているように見えます。

正規品であれば、もっと滑らかなメッキの加工になっており、この写真のようなボコボコとした表面のメッキ加工はありません。

バッグの内側の糸の縫製



上の写真はバッグの内側を撮った写真となっています。写真の右下にタグがありますが、よく見ると糸が飛び出ている部分があります。

また、その上の内ポケットの周りの糸の部分にも同じように糸が飛び出ている箇所があります。

新品に近いと謳っているバッグでこのような糸の飛び出しは正規品ではあまり見られません。(古くなって糸がほつれてくる場合はあります。)

また、内ポケットの周りの糸の縫い方もまっすぐではなくて乱れているように見えます。

そのほかの気になる点

鑑定士

写真以外で気になる点です。

まず、こちらのバッグは新品に近い商品と出品者が商品説明欄に書いてあるにも関わらず、「7500円」というかなり安い値段で出品がされていました。

M44813 ミュルティ ポシェット アクセソワール の正規品の販売価格は「¥254,100」(2021年3月現在)です。

鑑定士

この時点でかなり怪しい商品といえます。

出品者のプロフィールに関しては、特に怪しいということはありませんでしたので、いわゆる偽物業者ではなく、個人の出品者であると思われます。

こちらのバッグはすでにSOLD OUT となっており、偽物とわからず販売した可能性もありますが、偽物を販売する行為は、繰り返し行うと罪に問われる可能性があります。

同様にコピー品とわかっていて購入する行為も罪に問われる可能性があるので、購入する際は十分に注意しましょう。

ケース2 モノグラムジャイアントのミニボストンバッグ


こちらは、人気のボストンバッグ M44572 モノグラムジャイアント スピーディ30に見えますが、先ほど同様にいくつか気になる点がありました。

付属品

このバッグの写真には、付属品の布袋がバッグと一緒に写っていますが、この布袋のブランドのロゴの字体を見てみると、正規のロゴの字体と異なっています。

鑑定士

バッグ本体は正規品の可能性もゼロではありませんが、かなり怪しいです。

金具のメッキの仕上げ方と糸の縫い方


上の写真を見てください。真ん中にファスナーが写っていますが、光の反射の仕方を見ると、メッキの厚みに差があるのか、少し歪んで見えます。

正規品の金具のメッキの仕上げはもっと均一になっているので、このような光の反射の仕方はありません。

また、金具の下の部分にある白い糸の縫い方も、写真で分かりにくいですが、2本の線が平行に並んでいないように見えます。

バッグの価格

こちらのバッグもケース1のバッグと同様にかなりの安価で販売されていました。モノグラムジャイアントのバッグといえば、プレミア価格がついており、新品定価以上で取引されていることも珍しくありません。

にもかかわらずこちらのバッグの販売価格は新品同様(1回使用と記載あり)で、「34,000円」で販売されていました。(今は売り切れとなっています)

M44572 モノグラムジャイアント スピーディ30の新品定価は「227,880円」なので、このコンディションでこの値段はかなりの破格です。

鑑定士

安すぎるバッグはその時点で怪しんだほうがいいです。

Aさん

気を付けます!

PayPayフリマに偽物はあるのか?(結論)

今回は、「ヴィトン バッグ」と検索窓にワードを入れて出てきた1ページ目の商品の中から2つほど怪しい商品を見つけることができました。

PayPayフリマの印象としては、ほとんどが正規品でしたが、よく見るとかなり怪しい商品も混じっているという結論となりました。

今回ピックアップした2つの商品以外にも、いろいろと怪しいけど写真の数が少なくて判断が難しい商品なども何点かありましたので、ほかにも怪しい商品が混じっているかもしれません。

個人的には、ブランド品を安心安全に入手するのであれば、PayPayフリマなどのフリマアプリではなく、楽天などのネットショップや、近所のブランドショップをお勧めします。






ブランド販売を生業にしている特に大手のショップは、万が一偽物を販売してしまったら営業停止やイメージダウンに繋がるなど、死活問題になりますので、様々な策を講じて、店頭に偽物が並ばないようにしています。

それでも、少しでもお得にブランド品を買うために、フリマアプリを利用したいという人は、今回の結果も踏まえて、慎重に購入することをお勧めします。